写真が好きなら撮影会に参加してみよう

「撮影会」とは?

 

主に「撮影会」とは、写真撮影を目的に、アマチュアのカメラマンが集まることです。また、プロカメラマン専用の「フォトセッション」も、「撮影会」の言葉が使用されることがあります。

 

撮影される対象は、主催者などによってさまざまですが、モデルやレースクイーン、アイドルなどによる「ポートレート撮影会」がほとんどです。そのほかにも、プロカメラマンによって、オーディションの参加者が、一括に選考資料として行われる撮影会や、子供服ブランドの購入者を対象に行われるものもあります。

 

ポートレート撮影会の場合、運営の形は、それぞれで異なります。たとえば、マスコミや新聞社、地方自治体や観光協会といった公益の団体や、カメラメーカーやイベント会社が開催する場合があります。また、撮影会を行う団体が運営したり、タレントを起用して芸能事務所が開催したり、モデルが自ら開催することもあります。

 

このような撮影会は、以前は、コンパニオンやレースクイーンを撮影するために集まる、いわゆる「カメラ小僧」(写真撮影を行う若者)などが開いていましたが、最近では、業者が営利を目的として主催していたり、中堅の芸能事務所がタレントを売り出すために直接開催していたりするものもあります。

 

撮影会の参加人数は、大規模なものは、モデルが10数人登場し参加者は100人集まり、大きな施設や公園などで開催されます。この場合、一斉にカメラマンが撮影する「囲み撮影」がほとんどです。中~小規模なものは、モデルが2~4人で参加者は10~50人くらい集まり、撮影スタジオなどで行われることが多いです。