写真が好きなら撮影会に参加してみよう

撮影会での決まり

 

撮影会には決まりごとがあるので、参加する際は注意してください。

 

まず、価格と時間の設定です。撮影会のほとんどが有料で行われています。1部30分~2時間として、価格は数千円~数万円に設定されています。また、複数の部に参加するなどして割引されることもあります。

 

使用する機材は、必ずしも決まっているわけではありませんが、スムーズに撮影会が進行できるように、いくらか制限のある場合があります。たとえば、ビデオカメラやインスタントカメラは一部で禁止されていたり、カメラ付き携帯電話は禁止されていたりする場合が多いです。 また、一脚の使用は可能な場合がありますが、三脚は場所をとることから使用できません。

 

照明については、野外の場合は、たいてい主催者が光を反射させるレフ板を用意しており、撮影者が交代で当てていく形式もあります。スタジオの場合は、定常光の照明となっており、ポーズの範囲をある程度決めて、モデルに光が適度に当たるようにされます。これは、撮影がいろいろな角度から行われるたびに、光の位置を変えていては、円滑に進行できないためです。使用される照明機材は、撮影会によってさまざまで、事前に適正露出などの値を計測して、提示する撮影会もあります。

 

モデルの衣装については、一般のアイドル、レースクイーンの撮影会では、野外の場合は洋服で、スタジオの場合は水着を着用することが多いです。ただ、局部を拡大で撮影することを避けるために、スタジオでも洋服を着用したり、上半身は水着で、下半身はショートパンツを着用したりするスタイルもあります。中には、各種職業の制服やキャラクターのコスプレをする撮影会もあります。また、レースクイーンの場合、レースの際に着用しているコスチュームは、スポンサーなどの使用許可が必要なため、撮影会で着用することはほとんどありません。